2004年07月 の記事一覧

暑い暑い暑い

シベリアの雪解け 早いと冷夏、遅いと猛暑 2004/07/31 09:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040731&j=0047&k=200407315278

ロシア・シベリア地方の雪解け時期と、北海道の夏の気温の高低とが、密接に関係していることを、北大大学院の山崎孝治教授(気象学)の研究班が突きとめた。雪解け時期が早いと、シベリアで発生して北海道に冷夏をもたらす「ブロッキング高気圧」の勢力が強まり、北海道は冷夏になる一方、雪解けが遅ければ高気圧は弱まり、道内は暑い夏になる可能性が高いという。山崎教授は「春先のシベリアを調べれば、北海道の夏の暑さをある程度予測できる」と話している。

北海道が冷夏に見舞われた昨年と、猛暑の今年についても、この法則はぴたりと一致することも確認された。

停滞したブロッキング高気圧は、その下の高度一-三キロにある冷たく湿った「オホーツク海高気圧」を覆う。このため、オホーツク海高気圧は偏西風に動かされずにとどまり、北海道を冷やし続ける。これが、道内に冷夏をもたらす仕組みだ。

71年から00年までのシベリア東部の気温と積雪量を分析した。
その結果、シベリアの春である六月の気温が平年より高めで雪解けが早まると、ブロッキング高気圧の勢力が強くなる傾向を発見した。地表で暖かくなった空気が上空にどんどん供給され、高気圧が大きくなるためとみられる。

六月の気温が低く雪解けが遅れると、ブロッキング高気圧は発達せず発生しない年もあった。

03年はシベリア東部の雪解けが平年より419日早く、ブロッキング高気圧が強い勢力を保って、道内に冷夏をもたらした。逆に、今年の雪解けは平年より419日遅く、ブロッキング高気圧は発生しなかった。

30年分のデータを統計学的に処理したところ、シベリアの雪解けが平年より早い場合、北海道の気温が平年値を割り込んで冷夏になる確率は七割と算出された。

雪が多いか少ないかは、越冬する虫の卵の位置とかでも推測できるけど、
暑くなるかそうならないかは、今まで予測する方法が無かったのです。
世界的な規模のエルニーニョが終わって、今の気象がいったい何に影響されたのかが議論されていますが、このシベリアという広大な未知の大地がもたらす影響だったと言うのも統計の上でのこと。
必ずそうなるということではないらしいけど、未来を推測出来るのは朗報ですよね。
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ぶどうで思った「フェボナッチ数列」の意味

ぶどうの摘果をしながら、3年も前に日記に書いたことを思い出した。
2001年08月の日記
■2001/08/08 (水) 植物は、数字の天才!
【フィボナッチ数】です。
13世紀のイタリア人、レオナルド・フィボナッチが作った「数列」どうりなんです。
「1・1」から始まって、直前の二つの数を足して、次の数を計算しながら「数列」を作っていきます。
1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13・・・・・
答えは、1.1.2.3.5.8.13.21.34.55・・・・となります。
そこで出てくるのがφ(ファイ)=黄金比です。
黄金比は「5の平方根に1を足してそれを2で割った数」です。

(√5+1)÷2≒1.618です。

ここで面白いのは、
5÷3=1.6666・・・
8÷5=1.6
13÷8=1.625
21÷13=1.615
34÷21=1.619
だんだんと、黄金比に近づいています。
不思議だよなー。

そうなんだよね。ぶどうの実もちゃんと螺旋状についていました。
だから摘果する時もまっすぐじゃなくてらせん状に摘んでゆくと簡単だったんだよね。

こんな感じで。
植物って奥が深いなぁ。

セミの羽化と葦のバッタ

ぶどう畑にて、セミの羽化を見ました。
セミが殻を破り出てきて、羽が乾くのを待っていたのです。

土の中で5年も過ごして、たった1週間しか生きられないという儚い運命を背負いながらも、飛び立つまでじっと待っている、その健気な姿に、少し感動・・・

それから、少し前なんだけど、玉子やさんのKさんが作ってくれた「葦のバッタ」

すごくリアルでしょう?
子供が本物だと思って、驚いてすっ飛んで行っちゃいました。
Kさんは、子供の頃におばぁちゃんから作り方を習ったそうです。
心が豊かじゃないと、こんな風には作れないよなぁと、ものすごく感心しちゃいました。

3日連続の真夏日。
「今日も暑いね」
そんな季節の挨拶は、2年ぶりだね。

旅路ぶどうの摘果

今年のぶどうは、花の時期の天候がとても良くて、受粉率が高いです。
良く実がつくと、今度は実が成長しすぎて、お互いを押し合い裂果の原因にもなってしまいます。

そこで摘果が必要になります。
適果前

摘果後

十分なスペースが無いと中に果実には光が届かなくて、色もつかず、味も乗りません。

1つ1つに手間隙があって、美味しいぶどうが出来上がるんだよね。

ラズベリー収穫

久しぶりに熱いという気温の北海道でした。

昨日になるんだけど、ラズベリーの収穫をさせてもらいました。

お腹いっぱい収穫したのを戴いた後は無事ジャムになりました。

イチゴにも似てるんだけど、実だけするっと取れて、空洞があるのが面白いよね。
黒っぽいのは、生でも十分に美味しかったです。

ラズベリーは何故か良くない映画なんかの賞の名前なんかに使われてるんだよね。「ゴールデン・ラズベリー賞」とか。
可愛くて甘酸っぱくて美味しいのにね。

ラズベリーは、ヨーロッパの原産で、古くから裁培も始められ、実も葉も昔から家庭薬として親しまれてきたハーブです。
ラズベリーに含まれる香気成分『ラズベリーケトン』は、脂肪と脂肪分解酵素の結合を猛烈な勢いで促進させ、ダイエット効果でよく知られているカプサイシン(唐辛子の有効成分)の3倍の脂肪分解力で、蓄積された脂肪を燃焼することが最近の研究で分かりました。

脂肪と脂肪分解酵素が結合すると、グリセロール(グリセリン)と脂肪酸に分解され、一方は体外に排泄され、もう一方は筋肉など基礎代謝に重要な役割を果たす組織に取り込まれ、エネルギーとして分解されます。
ラズベリーは、脂肪の代謝を促進することから、最近ダイエットにも使われています。

サミット

「サミット」というさくらんぼがあります。

果肉の色が赤い、アメリカンチェリータイプのさくらんぼです。
丁度、東京サミットが開かれたころに種苗登録されたので「サミット」と命名されました。
「ピング」や「ジャボレー」「大紫」などと同じ系列のさくらんぼです。

フジTV系列で放送されている「あるある大辞典」で「ピング」というさくらんぼを探しているというお話がありましたが、その効果で言うならば、この「サミット」も同じだと言えます。
とても美味しいさくらんぼで、ついつい500g1パックあっという間に食べてしまいました。

福島県からRyuさんが、わざわざいらっしゃって、お会いすることが出来ました。
お土産まで戴きまして、ありがとうございました。
こちらも、バタバタとしていて、ゆっくりとお話も出来ずにごめんなさい。
思った通りの、優しいお顔で穏やかそうな印象でした。
HPでの縁もまた広がっているんだと思えば、嬉しいことです。

今日も暑いですね。
関東地方など特に熱いという感じです。
お身体ご自愛のほどを。

めろん達

こちらも、字数の関係でめろん物語に書けなかったので
近隣で収穫される「めろん」の紹介です。


めろん達(まだまとめてないです・・)
【ルピアレッド】 ネットが美しい日持ちの良いメルティング質の赤肉メロン。抑制は9月に出ます。
 (らいでん、らんこし、羊蹄等地名がつきます)
【R113(レッド113)】 赤肉メロン。ルピアレッドに近い。晩成種。
【キングメルティー】 とろける肉質の青肉メロン。甘味が強く、良い匂い。果肉の固い102、105なども
【キングナイン】(つるなし) 晩成種の青肉メロン。硬めの肉質で、アールス系
【クラウン】(つるなし) らいでん地区の晩成の青肉メロン。
【キャナル】 晩生種の青肉メロン。盛ネットが特徴のアールス系
【キングルビー】 肉質が滑らかな赤肉メロン。
【ライフメルティー】 縦長の青肉メロン。味糖度とも良好です。
【天恵メロン】(暑寒メロンなど) マスクメロンを思わせる形味の青肉メロンです。

6月の天候が良くて出来は良かったのですが、7月からの不順で出荷量増えずにギフト系は苦戦中。価格は例年並で推移しています。

さくらんぼ達

字数の関係で紹介していなかった北海道(特に近隣)の品種を紹介します。


【さくらんぼ達】
佐藤錦・・・・・・主力品種で、別名「赤い宝石」甘味が強く果汁が多い。
水門・・・・・・・・小樽市で発見。赤いハート型で甘味酸味とも強い。
南陽・・・・・・・・胚培養品種で大粒。種が小さく、食べ応え十分。酸味は少ない。
ゴーールドキング・・・仁木町で発見。実が硬く甘い。晩成種と言える。
ナポレオン・・・・18世紀から栽培されている古い品種。さくらんぼ物語4参照。
大将錦・・・・・・・ナポレオン、佐藤錦、高砂の混植園で偶然実生。硬く、日持ちが良い。
ジャンボ錦・・・・・水門(北交)とエルトンとの混植園で偶然実生。水門に近い味。
月山錦・・・・・・・・・黄色いさくらんぼ。丸型。味は、甘味酸味とも強い。
サミット・・・・・・・大玉でハート型。深紅色。甘酸調和。
紅秀峰・・佐藤錦と天香錦を交配。果肉はクリーム色で肉質も硬く緻密。次世代品種かも。
紅さやか・・・・・・・佐藤錦とセネカの交配。実が赤く甘味酸味ともあり
今年は花が少なく受粉率が悪く、雨で裂果が多く、全体的に昨年の3分の一程度でした。
価格は高めで推移しています。
もうすぐ終了です。

めろん物語14


めろん物語
・ ・・・14・・・・メロンが出来るまで
雪が深い山麓がメロンの産地に多い北海道。そんな過酷な
自然条件の中でメロンは美味しく育ちます。まず3月に
種を蒔きます。4月にはハウスに植え一本の苗から2本のツルを
伸ばして行きます。伸ばしたツルには、それぞれ3~4の
黄色い花が咲き、ミツバチによって、花粉交配させて着果させます。
着果したあとに良い実を2果を残し、水分を十分に与えて
肥大を促進します。着果後15日ほどでネット(網目模様)が出現し
始めます。ネット出現から約36日前後で今度は糖度上昇期に
入ります。種を蒔いてからおよそ120日
やっとメロンとなって収穫されるんです。一つ一つ丹精をこめて
自然と融合しながら作られます。1番成りがやはり根に近い分だけ、
味が良いと言われます。
土壌も大切です。ミネラルバランスを考えた土づくり、
やはり過不足無く土壌は有機質を含んでいなければ
美味しいメロンは出来ないのだそうです。
雄大なロマンと甘い香り、そして糖度を堪能して下さい。

メロンはカリウムを多く含んでいます。
カリウムは体内のナトリウムバランスを取ろうとするので、
余分なナトリウムを対外に排出させる効果があります。
特に日本人は塩分の多い食事の傾向があるので、
メロンの利尿効果や高血圧の予防効果は、
とても良いですね。
リンゴと並んで、カリウムが多いので、
朝に夏はメロン、秋冬はリンゴがお勧めです。

夕張は最盛期を過ぎたのに品薄で高騰気味です。
日持ちと糖度なら「ルピアレッド」の方が良いと思うので、お勧めです!

ブルーベリー

昨日はとても良く晴れて、ブルーベリーのサンプルを
Uさんの自然農園にて、収穫させて戴きました!

まずは、どんな実が収穫する適期なのか伺って、開始です。
軸部分の実の色がきれいな深紫色で、触れるとすぐに実が取れるものが良いそうです。
カップに入っている物を見慣れている自分にとっては、ワクワクする体験でした。

まだ、少し早いせいか、1本の木に数個の熟した実という木も多かったのですがここには、たくさんの木があるので予定通りにサンプル分を収穫することが出来ました。

収穫するというのは、かなり楽しいもので、天気も風も心地よくて、ずっと居たい気分でした。

今日、無事サンプル発送出来て、ほっとしました。


自然に合わせて栽培するのは、大変なことだと思います。感謝、感謝でした。

予定外の

さくらんぼの収穫もぼちぼちピークです。
発送の注文も佐藤錦に関しては終わった感があります。
水門は、良いものが少なく苦戦中です。

佐藤錦も先日から3回の雨にやられて路地物が終わりました。
雨よけハウス待ちで品薄が続いています。
と思っていたら、ガスがハウスを襲いました。
ハウスと言っても密閉されたものでは無く傘をかけている状態なので、
横からの進入者には無防備なのです。
鳥除けのネットが合っても霧やガスは防げません。
ギフトの業者さんの分はこれからだと言うのに頭が痛いですね。

南陽は花時期から、成りが良くないことが予想されています。
すでに入荷は始まっていますが、先のことは分かりません。

南陽と佐藤錦の詰合せは、早く発送しなけければまずい状態なので、発送日の指定とかは受けられませんので、ごめんなさい。
何故なら、南陽はクールでの発送には少し弱く固い内に送らねばなりません。
佐藤錦は遅くなると味は甘いのですが、水分を含み(特に雨の後)食味が悪くなります。
南陽の味の乗りを待っていると佐藤錦が柔らかくなる。
どうも詰合せが、難しいのです。
南陽は味を取るか、パリパリ感を選ぶか、任されるのも微妙な場合が多いです。
好みで、思ったものと違うなど、いろいろ言われますね。

さくらんぼくらい、味、固さ、見た目が違う果物はありません。
肥料やもぎ時期、天候で毎年違ったものになるんですから。

昨日の雨は、ひどかったなぁ。
収穫最中の路地の佐藤錦を直撃しました。
さくらんぼは、雨にとても弱くて、裂果が大量発生したと思うと痛々しいです。

ついに7月に入りましたね。
今年半年何やってたんだ?ってくらい早いです。
6月決算の棚卸とか、残高照会とか諸々やってます。
んで、決算書も作らないと、
それから、何か国の統計の書類がいっぱい来てる・・・
算定基礎届もやらないと・・・

積み残しいっぱいで、新しい期首になってしまいました。

さて、さくらんぼの発送も始まりました。
今日からメロンも入荷です。
あれもこれも暇なうちにやっとけば良かったと後悔することしきり・・・