2008年06月 の記事一覧

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さくらんぼ物語-19-期待の新生「ジューンブライド」

美味しい果実の生産地として人気のある余市、仁木町は、
アンデスのような高冷地気候で、さくらんぼ栽培に恵まれた自然環境です。
北海道の日本海側、中程に位置し、北限の鮎が生息する余市川の恵みで
土地は肥沃で、豪雪地帯に分類されます。
昼夜の気温差が大きいために農作物は着色が良く味が良いです。
2008年は5月10日と12日に霜があり生育が心配されましたが
後志地方ではあまり影響はなかったようです。


さくらんぼ物語・・・・19・・・・期待の新生「ジューンブライド」
道立中央農業試験場で育成され2005年に優良品種に認定されたのが
ジューンブライド
寒さに強く6月下旬から収穫される大玉系のさくらんぼです。
北海道のさくらんぼ育成は歴史が浅く、偶然に交配された品種が多く
品種改良に取り組むようになったのは道南で1990年頃になってから。
中央農業試験場が取り組み始めたのも1992年。
ジューンブライドは96~97年に苗木を養成し試験栽培を試行錯誤しながらの誕生です。
耐寒性があり、収穫期も早めでこの時期のさくらんぼとしては最大の大きさということです。
本格的に流通するのは2013年頃になるかな。
どんどん進化する北海道のさくらんぼをよろしくお願いします。

【さくらんぼの品種】
佐藤錦・・・・・・全国的に主力品種。別名「赤い宝石」甘みが強く果汁が多い。
水門・・・・・・・・小樽市で発見。赤いハート型で甘み酸味とも強く、雨にも強い品種。
南陽・・・・・・・・胚培養品種で大粒。種が小さく食べ応え十分。酸味は少ない。
ゴールドキング・・・仁木町で発見。実が固く甘い。晩成種。
ナポレオン・・・18世紀から栽培されている古い品種。酸味が多い。加工に最適。
ジャンボ錦・・・・水門とエルトンの混植園での偶然実生。甘味酸味両方強い。
月山錦(がっさんにしき)・・・・・・黄色いさくらんぼ。丸く大きい。甘味酸味とも強い。
サミット・・・・・・大玉でハート型。深紅色。甘酸調和。果肉も赤いです。
紅秀峰(べにしゅうほう)・・・・・・佐藤錦×天香錦。果肉はクリーム色。甘味強く果肉も固めで緻密。
天香錦・・・・・・紅色で糖度が高く果形は「佐藤錦」に近い。固く日持ちのする品種。
大将錦(たいしょうにしき)・・「ナポレオン」「佐藤錦」等の混植園で偶然発見された品種。果肉は乳白色で固い。
ダイアナブライト・・・ナポレオン、佐藤錦等の混植園から採取した種子の実生から選抜。大玉系。
紅さとう(山形美人)・・・佐藤錦の枝変わり品種。赤色が濃い。食味は佐藤錦と同じ。
香夏錦(こうかにしき)」・・・佐藤錦と高砂の交配交雑実生品種。甘味、果汁は多く、酸味は少ない。
紅さやか・・・・・佐藤錦にセネカを交配して交雑実生から選抜、育成された早生品種。果肉は赤色。

佐藤錦03
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2008年のメロンの出荷も始まりました。

さくらんぼとほとんど同じ頃にメロンの出荷も始まりました。
やはり今年のメインも赤肉の「ルピアレッド」です。

蘭越のみうらさんちのメロン


これは蘭越のみうらさんちのメロンです。
とても評判も良くて安心してお勧めできる生産者さんのところですね。

メロンでも赤肉メロンは早く収穫できるルピアレッドを除くと
R113U(羊蹄レッド)
R113F
R113
とR113系が最近増えています。

青肉は生産者さんが少なめなので数や品種が不安定です
G08(天恵メロン)
ファイングリーン
キングメルティー(102や108もある)
ライフメルティー
クラウン
くらいかな

春の気温に恵まれたので今年も糖度が高くおいしいのが期待できそうです。
価格はまだ高めですが出荷準備できていますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2008年のさくらんぼの収穫が始まりました!

佐藤錦の本格的な収穫が始まると
北海道に夏が来た!という感じがしますよね。
2008-佐藤錦01

2008-佐藤錦02


今年は洞爺湖サミットでなんだか世間があわただしいです。
道路は交通規制が始まり、夜間にはヘリコプターが巡回しています。
警官の数も半端ないくらい多いですね。
これの影響で宅急便などは航空便まで飛びません。
発送の影響も出てきました。
やっぱりクール便メインになるのかなぁ。

サミットが終わるまではなんとなく不便ですね。

今年もさくらんぼの発送のご注文をすでにいただいています。
詰め合わせのご希望が多いのでご希望の品種が収穫されるまでもう少しお待ちください。

2008年の日本の食糧自給率UPに必用なことを考える:その2「肥料が無い!」

その1で種が無い!という記事を書きましたが、第2弾です。
( 2008年の日本の食糧自給率UPに必用なことを考える:その1「種が無い!」 

またまた国産野菜の栽培にピンチがやってきました。

今度は肥料です。
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国産の野菜がスーパーの店頭から消える可能性が出てきた。
化学肥料の原料であるリン鉱石の世界最大規模の輸出国である
中国が実質的な禁輸措置に踏み切ったのだ。
今年4月、中国は化学肥料の輸出関税を100%と大幅に引き上げ、
翌5月にはリン鉱石の関税も100%に引き上げた。
13億人という世界最大の人口を養うべく自国の農業向けにリン鉱石を
活用するように方針を変更したためで、実質的には禁輸措置に近い。
肥料の3大要素といえばリン、窒素、カリウム。
この3つがなければ日本の農業は成立しない。
にもかかわらず、日本はリン鉱石の全量を輸入に頼っており、
その多くを中国に依存。もともと、危うい立場にあった。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 清水量介)
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008061105-diamond.html
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肥料も食料も同じ器の中にある物だから当然と言えば当然のこと。
食料は海外から安く買えばいいという安易な農水省の政策で食料政策で長い間、輸入に頼ってきた日本でしたが、お金で買える時代はかなり前に終わりに向かいつつありました。

今ここで大切なのは「脱中国!日本の農業に戻ること」です。

肥料と飼料を止めるだけで日本は終わる
これを世界に気づかれてしまったというわけです。
ではどうすれば良いの?

実は肥料も生活する周りにはかなりあるわけです。
海にもあるし生活で出る生ごみだって肥料なんです。
それをなぜ今まで海外に頼ってきたのでしょうか?
ずばり利権です。政治の世界は金にならんことには興味ないんですよねぇ。
困ったものです。

化学肥料と石油が無ければ、今の農業は成りたたないのも事実。
イカ釣り船がお休みしなければならないほど石油価格は経費を圧迫しています。
地球温暖化などで騒いでる場合かよ!エコって言葉だけじゃん!
(地球温暖化については懐疑的な私です→ 自然災害と温暖化  温暖化で変わる農業 )
と毎日突っ込んでいる次第です。
何せ事は食料なんです!

今や生ごみは重金属などで汚染されてるから田畑の肥料には使用できないし、塩分も問題。
一回汚染されたら、その畑は使えなくなるので生ごみ再利用なんて幻想と言う人もいるし・・・
無登録農薬問題も微妙に絡んでてややこしい。
糞尿も特別な処理しないと有機肥料にするのも大変そうだし・・・
今更、ユニクロもやめちゃった永田農法って無いよねぇ・・・

海外から一斉に資源責めされちゃうのも外国に福田さんが甘いからなんだよなぁ
資源もってないのに繁栄してきた今までの日本が規格外?だったのかな
資源ないから植民地にする魅力もないわけで
戦前のブロック経済か・・・
21世紀は食料の時代だということが色濃くなりつつあるよね。

食い物の奪い合いで争うなんてどんだけ15世紀だろう・・・
江戸時代には大家に対して 「もううんこしてやらねぇぞ!」
などという脅し文句が通用したという都市伝説もあるけど(笑)
糞尿がお金になったということですよね。

第1次産業が活性化すると絶対いいことあるはずっ!
何か対策をって農水省も考えてくれてないのが大問題なのだけど。

さてさて明るい話も見つけました
リン回収再資源化技術およびその応用技術の開発

技術だけで何とか糞尿を有効活用してほしいところ。
リンはDNAなど核酸の成分で基本的には人の糞尿や汚泥から循環させられるはずだからね。
しかもメタンもあるわけだし
循環農業に徹するのがこれからの生きる道になるのかな。

世界中を地獄に突き落としつつある
ゴールドマンサックスの陰謀になんて負けないんだから・・・
原油高
穀物高
中国野菜の輸入半減
肥料の輸入ストップ
牛乳の在庫が来月で底をつく


国産の野菜がスーパーの店頭から消える可能性なんてゼロですよ(笑)
不安をあおるプロパガンダもたいがいにして下さい
でも食料はすべて高くなるのは本当です。
原料とか経費が下がっても安くならないのです。
利権とか利権とか(笑)

ケーキの人気を支える「四季なりイチゴ」たち

普通イチゴは冬春の果物です。
なぜかと言えば
イチゴは夜が長いか気温が低下しないと花芽が形成されないため
秋に苗を植え翌年の春に収穫する「一季成り」が中心でした。
今も3月がイチゴの最盛期です。

涼しい北海道でも一季成りイチゴはゴールデンウィーク頃から露地まで入れると7月上旬まで収穫されています。
しかし気温が高くなると商品価値が落ちてしまいケーキなどのお菓子には夏場は輸入物が全盛でした。
しかし夏秋に収穫できる「四季成りイチゴ」の改良で国内のイチゴは1年を通して栽培が可能になたのです。

道内での代表品種は「夏実(なつみ)」です。
大きい物が多いのは「すずあかね」
そのほかにも「ペチカ」「エラン」「なつじろう」「サマールビー」「ほほえみ家族」などが代表的です。
品種はどんどん増えていて全体は把握できていませんけど。

ほほえみ家族の実と苗」
(仁木町銀山の鈴木さんの提供です。ありがとうございます。)
ほほえみ家族
ほほえみ家族


四季成りイチゴを支えているのはスイ-ツです。
イチゴは赤い色と甘い果汁に酸味とスイーツには良い相性なのでしょう。
大小さまざまな用途があり正品率も高いですよね。

四季成りイチゴがもうひとつ良いのはイチゴの収穫のピークとお米の収穫が重ならないことです。

四季成りイチゴの改良は良いことづくめでした。
夏のスイーツを支えている「北海道のイチゴ」
ちょっと嬉しいですよね。

夕張メロン2玉で250万円その後

北海道の代表的なメロンの品種「夕張メロン」は初セリ価格の高さで有名です。

人気があるから高いのか、宣伝効果があるから高いのか、ありがたいのかは良く知らないですが
年々価格は高くなってきました。
最近は高価な価格がニュースで流れるたびに消費者から離れてゆく感覚です。

2008年は2玉で250万円!
昨年が200万円でした。
「去年が最高値段だと思っていたが、これは・・・」
市場関係者も驚きました。
落札したのは
場外市場(一般に開放されています)にある「さっぽろ青果館」内のお土産店「イビ」さん。
店長さんによれば、夕張のために貢献したいと社内で考えて落札したとか。
宣伝効果を狙ったものでは無かったみたいです。

さてこの2玉で250万円のメロンはどうなったのでしょう。
数日間お店で飾っていたようですが、結局買主は現れずに、小さく切って一口サイズで売られたようです。
100分割して一口サイズで1切れ100円で販売されました。
なんと原価の100分の1以下。
買って食された方にご利益がありますように。

そろそろ高騰も打ち止めっぽい?

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