残留農薬事件の顛末

加工ぶどうから「残留農薬」が検出されたのは、10月のことでした。

食品衛生課からの報告によると以下の内容になります。

1 概 要
  平成14年10月1日、倶知安保健所は、平成14年9月17日に収去した小樽産のぶどう1検体から
 残留基準を超える農薬(フェニトロチオン)を検出しました。

2 違反内容
  食品衛生法第7条第2項違反(ぶどうの残留基準を超える農薬の含有)

3 検査結果
  フェニトロチオン 0.25ppm(ぶどうの残留基準:0.2ppm)

4 ぶどうの生産者
  小樽市内の果実生産農家

5 収去先 
  新おたる農業協同組合

6 収去及び検査機関
  倶知安保健所

7 調査結果
(1) 後志支庁、北後志地区農業改良センター及び小樽市保健所が、生産状況等を調査したところ、
   ①当該ぶどうが栽培されている圃場で生産された全量が、新おたる農業協同組合に出荷されていました。
   ②蜂の防除の目的で殺虫剤(スミチオン)が使用されていました。
(2) 倶知安保健所が流通状況を調査したところ、当該ぶどうは、9月17日に新おたる農業協同組合に162
 kg出荷され、全量が小樽市内の食品加工所に販売されていました。
(3) 道は、製造所を所管する小樽市保健所に、この旨を通報しました。

8 その他
(1) 小樽市保健所は、食品加工所に対し、当該ぶどうが混入している製造中の加工食品について、全量
 自主廃棄を指導し、当該加工所は自主廃棄を了承しました。

(参 考)
フェニトロチオンとは
  有機リン系の殺虫剤で、人体に対する毒性は低く、野菜のアオムシ、アブラムシなどの駆除や家庭用のハエ、蚊、ダニなどの駆除にも用いられています。

さて無登録農薬事件もまだ余韻の残る中で、これはとても後始末が大変な出来事でした。
納品するべきぶどうを検査して安全だという証明書をもらわなければ、
出荷できなくなってしまったのです。
検査の費用は、品種別にかかり、また検査が終わるまで納品できません。
出来るだけ費用のかからない方法をも考えました。

調べたところ、薬剤師協会が一番安く検査してくれるとの情報が!
サンプルを持って早速検査に出しました。
結果、未検出とのことで、やっと納品できてほっとしたものです。
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