簡単な経済学の話:価格

お金があれば、たいていの欲しいものが手に入ります。
今年の新成人の欲しいものNo1もお金でした。

でも同じ物が常に同じ価格ではありません。
野菜だって毎週のように価格が違いますよね。
実際には市場では毎日違うのです。
スーパーなどは週ごとに価格を決めているところが多いので
毎週と表現しました。
では何故物の価格は変るのでしょうか。

需要と供給ですよね。
そのバランスが毎日変化しているからです。
買い手側が欲しがる量を需要、売り手側が提供する量が供給です。
欲しがる量が多いのに提供の量が少なくなれば価格は高くなり、逆に供給量が多ければ価格は安定します。
物が少ないからと言っても値段はあるべき場所で上下しているのが普通です。
需要の量もいつか止まるし供給量だって無限ではないのですから。

例えばキャベツのシュミレーション
価格150円の時需要40個供給100個で売れ残り60個
価格100円の時需要70個で売れ残りはほぼ解消
価格70円の場合需要90個で供給が50個不足
キャベツは100円が売れ筋価格
そこで供給量が変らなかった場合だと
価格100円の時需要70個から50個に減り20個売れ残った
需要の落ち込みに合せて価格を90円に下げた場合需要が増えて売れ残らなかった

では安ければ売れるのか
100均とかユニクロは小売業不振の中での勝ち組みです。
成功のポイントは品質は落とさないで価格を下げたからです。
物の価格を下げるためにコストダウンは欠かせないのですが、国内で商品を調達しようとすれば人件費がかかりすぎる。
海外で調達すると品質が下がる。

そして「グローバル開発調達」が採用されてからこの不安も解消した?らしいです。
ユニクロは、原料から生産まですべての工程を中国で行っているがスタッフや技術者が品質の管理を行っている。
日本の消費者に合った商品を提供できるのだ。
100均のダイソーなどは数万個単位で生産の発注を行っている。
そうすると生産のコストが大幅に下がるのだ。

しかし今の不況下では苦戦中です。
消費者は本当にそれが欲しかったんじゃないのです。
安いだけで買っていたのです。安いだけじゃ人気の定着には結びつかなかったのです。
消費者は気まぐれですから。

次回はお金の動きです。
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