簡単な経済学の話:お金の流れ

経済ではお金が流れている量を「フロー」またどこかで貯蔵されているお金を文字通り「ストック」と読んでいます。
自分たちの暮らしの中では
「所得」「支出」がフロー
「資産」がストックです。

フローが多いかストックが多いかで経済や景気は大幅に影響を受けます。
例えば定年して資産が多いけれど暮らしが質素とかフローばかりでストックは0と表現します。
ストック(資産)には換金価値があるものや所得を生み出すもの全てが含まれます。
国の経済で例えるなら国富(国の資産)です。
国富は1997年には3,173.3兆円あったのですが、2001年には2,906.7兆円に減っています。
国富が減ったのは、やはりバブル崩壊の後の地価の暴落による資産の目減りだと思います。
国富は国民総資産から負債額を差し引いた残りのことで、土地や建物などの有形資産と対外純資産を足したものです。
しかし、バブル前の水準に戻ったのだから下げ止まりになるのかな?
いや専門家たちは、こぞってこれからも減少すると予測しています。
国富は将来に対する投資が含まれています。
これからどうなるか分からない土地や株を買う人は減り続けるに違いないでしょう。
今の日本経済には、魅力が無いのが原因かも知れません。
経済を語る時にわくわくしないですもんね。

フローは国の経済で言うならばGDP(国民所得)のことです。
ストックは国会の政策や将来に対する期待感によって左右されます。
ダムでの水の流れが例えに良く使われます。
フロー=ある一定期間にダムに流れた水の量
ストック=ある時点でダムに溜まっている水の少総量
決壊したら価格が目減りして市場にフローが流れ込むと言われています。

「経済指標」は経済の動向を読むための統計データや調査結果です。
公共から民間まで幅広く作成されます。
アンケートでまとめられた「日銀短観」主要企業の経営投資をまとめたりしている。
しかし、指標であって予測です。
未来の予言でもなければ、結果も自分に都合良くなりがちです。解釈なんてそんなもの。
景気が良くなったと政府が発表している根拠は本当にあいまいなものなんですよ。
実感ないですよねーー

次回は景気は繰り返すです。
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