簡単な経済学の話:失業率

国内の失業率が最悪を更新し続けています。
失業率が高いのは、やはり景気が悪いということになりますね。

そもそも、失業者とは何なんでしょうか。
ここに出てくる失業者とは「完全失業者」のことです。
完全失業者の定義はILO(国際労働機関)によって決められています。
『仕事を探しているのにもかかわらず仕事がない者で、仕事があればすぐに就ける者』
だそうです。

労働力人口とは
まずは15歳以上
月末1週間に少しでも仕事をした者
完全失業者

完全失業率はその調査期間中に少し(1時間)でも仕事に就いていたなら就業者として扱われます。
求職意欲を喪失している人は非労働人口扱いとなるため、必ずしも実情が反映された調査だとも言えないのです。

失業率の高さを実感できないのには「フリーター」の増加もあります。
2003年の失業率は5%
これだって、かなり深刻なんですけど、実際にはもっと深刻なのです。
何故なら失業率には「求職活動を諦めた人」が含まれていないのですから。
潜在的失業率は10%にもなる可能性もあります。
これらの人達は「就職意欲喪失者」と呼ばれています。
リストラされて失業手当がもらえなくなってしまったら、フリーターの道しかないのが現実です。
フリーターの高齢化が進んでいるのも問題です。

背景には企業のコスト削減があります。
パート労働者を増やすことで、雇用の調整を行っているのです。
同じ内容の仕事をしながら正社員との賃金格差が矛盾していますよね。

これを打開する為にワークシェアリングが用いられて来ました。
今の有業者の労働時間や賃金を押さえて新たな雇用を作るのです。
最近ではヤ○ト運輸で実行されました。
正社員も反発よりもリストラが怖かったのか、条件を飲んだようですけど。
いつ自分が失業者の立場になるかという恐怖は労働者の意欲も削ってしまいますよね。

現実は厳しいのだ!

次回は「経済成長」って何です。
あまりに漠然としていますよね。
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