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ニセアカシアの憂鬱

ニセアカシアというのは北米原産のマメ科の落葉樹のこと。
nise_akashia.jpg

明治初期に日本にやってきて、全国に生育しています。
札幌のアカシア並木や北原白秋の詩にも登場するアカシアというのは実はこのニセアカシアのこと。
北海道ではこの強烈な匂いと花粉症でも話題になる。
今満開の季節なのです。

このニセアカシアから採ったはちみつは黄金色で、さっぱりとした後味が特長。結晶しにくい品質の良さで、クローバーやシナなどの二倍近い値がつく。

何故今、ニセアカシアが問題なのかと言えば、道内の2004年のはちみつ生産量は約215トンで全国一位。業者の高齢化や輸入物に押され減少傾向だが、健康ブームで需要は増えている。ニセアカシアみつの生産には、道内の半数以上の業者が携わっているのです。
しかし、ニセアカシアの木が繁殖力の高さが他の植生に影響を与えるとの報告があり、環境省は昨年8月、ニセアカシアが「在来植物を駆逐する恐れがある」として、特定外来生物の前段階的な要注意外来生物に指定した。
伐採規定はないが、「影響の大きい場所では積極的な防除や分布拡大の抑制策の検討が望まれる」とされ、長野県や東京では住民団体などによる駆除が行われている。

生態系を損ねるとの指摘に、養蜂業界は異論を唱える。
日本養蜂はちみつ協会はニセアカシアに大気や土壌の浄化作用があると強調。「はげ山緑化にも活用され、環境保護に寄与している」とし、特定外来生物指定反対の要請運動を全国で展開している。
北海道養蜂協会も署名運動を行ったり、高橋はるみ知事に要望書を提出している。
環境省は本年度内をめどに特定外来生物の第三次選定を行う方針で、ニセアカシアも検討対象となる。同省野生生物課は「業界の意向を無視して結論を出すことはない。特定外来生物指定が公園や街路樹の伐採にまでつながることもない」とするが、指定されれば新たな植栽は困難になる。
みつの採取場所が事実上制限されることも考えられるため、日本養蜂はちみつ協会は「国内の養蜂業者の四割が廃業に追い込まれる」と試算する。

特定外来生物については2005年6月から試行され、アライグマなどの駆除も始まりました。
しかし、持ち込んだというものではなく飛来してしまった植物などは、どうにもならないような気がします。
何せ、人間の方が後出しなんだもんね。。。
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