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旬なイチゴについて考えてみました。

今お店に並ぶイチゴは意外と価格が高いです。
北海道では今が旬だというのに日照やら気温やらで収穫量が増えず価格はほとんど下がっていません。
むしろ本州から入って来ていた春先の方が安く食べられました。

「ジャムにしたいんだけどいつごろ安くなりますか?」
「そろそろ加工用の安いのが出て来ましたか?」
毎日のように聞かれるわけです。
しかし、今のところ安くならないまま、もしくは加工用は業者向けだけでいっぱいいっぱいで一般販売までの数量は無いかも知れないです。

何故なのか考えてみました。

道外では20年くらい前から「とよのか」など味と長持ちという品種が開発され、11~6月という長期に出荷できる体制が整っていました。
しかし、北海道では春採りの「宝交早生」」という品種が多く作られていたのです。
宝交早生は収穫量も多くおいしいのですが、日持ちがひじょうに悪く、たとえ道内でも長距離の輸送は難しかったのです。
そこで本州に負けない品質と日持ちのイチゴが求められるようになりました。

1992年に「きたえくぼ」が誕生し、初めて道外にも出荷できるようになりました。
しかし、きたえくぼは収穫の後半になると果実がとても小さくなってしまいますし、先端に色が乗らなくなります。色が白くなることから「先白果」とも呼ばれます。
そこで「きたえくぼ」と「とよのか」を掛け合わせて出来たのが「けんんたろう」でした。2000年のことです。
けんたろうは、きたえくぼの欠点をクリアしてさらに大きい果実が取れました。
現在、けんたろうは道内で一番多く作られている品種です。
道外でも評価は年々高くなっています。

しかし、このけんたろうは安定感が今のところ微妙です。
収穫量が天候に左右される北海道のイチゴ栽培はまだまだ発展途中。
宝交早生が消えつつある今、加工にするほどの収穫量が無いのが実態のようです。
宝交早生は栽培が簡単なので、自宅の花壇に植えて置くと楽しいかも知れないです。
うちではそれだけで毎日無農薬のイチゴ食べられてますから。

今待たれるのは夏から秋にかけてのイチゴの品種です。
お菓子用には「きみのひとみ」や「ほほえみ家族」などの四季成りイチゴが主流となってはいますが、生食のイチゴの研究はこれからです。
冷涼な気候が夏の美味しいイチゴを作り出すのももうすぐかも知れないですね。
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