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ニシンが帰って来た理由

春告げ魚とも呼ばれ、春が旬のニシンが今年は豊漁です。
郡来(くき)と呼ばれる海を埋めたニシンの卵の姿が途絶えて50年になるとか。
それが何故か今年に入って豊漁が戻ってきたのです。

積丹半島から稚内までの日本海側で史上2番目の水揚げが確実になりそうなのです。
石狩湾の厚田浜では1日に60㌧の水揚げの日もあったとか。
道立中央水産試験場(余市町)によると、日本海側沿岸で今期(集計は2月末まで分)692㌧。
これは2004年の1233㌧には及ばないものの昨年の2.5倍。
集計が始まったのが1962年からなので、これまでで2番目の数字になる模様。

何故今年が豊漁なのでしょうか。
どうも前の豊漁時の2004年生まれのニシンが産卵のために戻ってきたことがあるようです。
日本海側でニシン漁が復活し始めたのは10年くらいまえからです。
このニシンは戦前に浜をにぎわせた「春ニシン」とは別の品種なのです。

以前に取れていた春ニシンは、サハリンから道南までを回遊して、3月下旬から5月上旬に産卵します。産卵までの成熟時期は3年と言われています。
今年豊漁なニシンは「石狩湾系群ニシン」と呼ばれ、回遊区域は稚内から積丹半島までの日本海側です。
産卵時期も2月上旬から4月上旬と早めで成熟期間は2年で、生態系的には別物です。

ニシンが増えたのは、海水温や餌のプランクトンが鍵だとか。
まだ研究段階のようですが、漁協の努力も大きいのです。
2004年から小さいニシンは捕獲しないように網目が6センチの刺し網を使うようになったのです。
また、水産試験場では放流事業も行ってきました。
ニシンの豊漁は、関係者の方々の努力の成果だったのです。

北海道人にとって春に聞く「ニシンが豊漁」の文字は本当に嬉しいものなのです。
景気もまだまだ夜明けが見えない北海道には、第1次産業が希望の星なのかも知れないとつくづく思います。
資源確保は、食糧自給率の低い日本全体にとっても明るい話題
旬のニシンを食べるのは今ですよ!

生みがきニシンの砂糖醤油かけ
お勧めです!
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